【新型コロナウイルスワクチン】医療従事者の接種はいつ?
2020年11月9日、アメリカの製薬会社ファイザー社より「90%以上の人の感染を防ぐ」新型コロナウイルスワクチン開発の臨床試験による暫定結果を発表した。
9月25日には、厚生労働省より「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種について(中間とりまとめ)」の資料が公開され、ワクチン確保や接種の優先順位等が記載されている。
注目のファイザー社、ワクチン接種の優先順位について見ていく
【新型コロナウイルスワクチン】医療従事者の接種の内容
【ファイザー社ワクチンの日本への流通】
生産・供給見通し:2020年中に100万人規模~、2021年中に数億人規模を目指す。
日本国内の状況:ワクチン開発に成功した場合、日本に2021年6月末までに1.2億回分を供給する基本合意。日本国内でも第1/2相試験を開始している。
【ワクチンの接種順位】
接種順位については、
(1)当面、確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであることから、接種目的に照らして、
・新型コロナウイルス感染症患者(新型コロナウイルス感染症疑い患者を含む。以下同じ。)に直接医療を提供する施設の医療従事者等(新型コロナウイルス感染症患者の搬送に携わる救急隊員及び積極的な疫学調査等の業務に携わる保健師等を含む。)
・高齢者及び基礎疾患を有する者
を接種順位の上位に位置付けて接種。(今後具体的な範囲等について検討)
(2)高齢者及び基礎疾患を有する者や障害を有する者が集団で居住する施設等で従事する者の接種順位について、業務やワクチンの特性等を踏まえ、検討する。
(3)妊婦の接種順位について、国内外の科学的知見等を踏まえ、検討する。
上記の通りに記載、検討されている。
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