病院の給与制度(育成・評価)事例の公開
2019年5月7日、日本看護協会より「病院の給与制度(育成・評価)事例」ページが公開された。
日本看護協会の「看護職の賃金モデル」の特徴に「複線型等級制度」(看護職のタイプを役割や組織内のキャリアなどの視点から、複数のキャリアコースに区分して等級と連動させた賃金制度)がある。
「病院の給与制度(育成・評価)事例」のページでは、「複線型等級制度」を持つ6病院に対して、看護職の賃金決定方法(人材育成・評価を含む)に関するヒアリングを行なった結果に基づき、事例を紹介している。
「複線型等級制度」は、能力・専門性を高め、やりがいや納得して働き続けられるメリットを生み出し、医療機関としては、適正な職務や役割を評価することで、人件費の抑制・看護職の定着の促進・質の高い看護ケアの提供を可能とするとしている。