看護職負担軽減の実現化へ向けて
2019年11月8日に開催された中央社会保険医療協議会・総会にて、看護職の負担軽減について議論された。
看護職負担軽減の実現化への気になるポイント
看護職負担軽減における、より効果的な取り組みの実施に関する議論は
(1)夜間の負担軽減
(2)看護補助者との役割分担
の2方向から行われ、中でも(1)の議論では
・夜勤の連続回数2回まで
・夜間を含めた各部署の業務量を把握・調整するシステムの構築
・夜間院内保育所の設置
等の項目は「負担軽減の効果が低い」と考えられ
・早出や遅出などの看護ニーズに応じた勤務の導入・活用
・見守りセンサー等のIoT機器の導入
・夜勤後の暦日の休日の確保
等の項目は「負担軽減の効果が高い」と評価されている。
出典:
GemMedデータが拓く新時代医療 | 夜間看護体制加算等の「看護師負担軽減」、早出・遅出やIoT導入など効果ある取り組みを―中医協総会(2)
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