日本看護協会「看護職の求職・求人・就職に関する分析」結果を公開
2019年11月18日、日本看護協会は【2018年度「ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」結果】を公開した。
日本看護協会による「看護職の求職・求人・就職に関する分析」結果の気になるポイント
ポイントとして、
・2018年度のナースセンターの求人数は157,087人、求職者数は67,620人、求人倍率は2.32倍で2016年度、2017年度と同水準
・ 求職者は「40~44歳」が最も多い。特に60歳以上は、2016年度から毎年増加、2018年度は1割を超えている
・求人数の多い施設は、「病院(20~199床)」「病院(200~499床)」「訪問看護ステーション」の順。「病院(500床以上)」の求人数は、年々減少している
・求職者の希望が多い施設は、「病院(20~199床)」「診療所(無床)」「病院(200~499床)」「健診センター・労働衛生機関」「病院(500床以上)」の順であり、2016年度、2017年度と同傾向
・「訪問看護ステーション」は、希望する求職者数が2016年度より3割以上増加している
上記5点が挙げられている。
資料内「5.求人数、求職者数」のデータでは、求職者1人あたり平均3.0カ所の施設種類を回答しており、「病院(500床以上)」については、求人数の減少に対して求職者数が継続して増加、「訪問看護ステーション」も求人数は約1割増であるが、求職者数は2016年度、2017年度より3割の増加とまとめられている。
出典:
日本看護協会|ニュースリリース
日本看護協会|求職者の60歳以上、1割を超える 希望施設「訪問看護ステーション」3割増加 PDFリンク [PDF:1,007.3KB]