新型コロナウイルスによる自粛を自粛
2020年3月1日、感染症対策本部会合は、新型コロナウイルスの影響による集団感染対策として、「換気が悪く人が密集した場所」や「不特定多数の人が接触する恐れが高い場所」等でのイベントの自粛要請をした。
しかし、感染者数や症例を見ると、風潮に合わせるように自粛が行われることに疑問が残る。
新型コロナウイルスによる自粛を自粛に関する気になるポイント
厚生労働省HPでは新型コロナウイルスの国内の状況が随時更新され、3月2日12:00時点で
・232例の患者
・22例の無症状病原体保有者が確認されている。
【内訳】
・患者232例(国内事例221例、チャーター便帰国者事例11例)
・無症状病原体保有者22例(国内事例18例、チャーター便帰国者事例4例)
うち日本国籍215名とされている。
また、厚生労働省HPではインフルエンザの国内状況も更新されている。
2020年第8週(2月28日更新)の患者報告数は30,192はとなっている。
「新型」という脅威はあるものの、新型コロナウイルスもインフルエンザと同様の予防対策が推奨されているため、個人が予防対策をすることで、自粛を避けることもできるのでは無いだろうか。
◇3月11日更新
3月11日12:00時点での新型コロナウイルスの情報
・503例の患者、64例の無症状病原体保有者、空港検疫で1例患者、合計568例。
・国内での退院者は118名(患者99名、無症状病原体保有者19名)。
新型コロナウイルスの病状について
・潜伏期間は1~14日、平均5.8日(目安)
・発症早期は発熱・鼻汁・咽頭痛・咳嗽といった非特異的な上気道炎の症状
・発症早期から、または上気道炎症状に続いて肺炎を合併も
治療法について
・新型コロナウイルス感染症に特異的な治療薬はなく、対症療法が主体となる。
退院基準
・37.5 度以上の発熱が24時間ない
・呼吸器症状が改善傾向
・48時間後に核酸増幅法の検査を行い、陰性が確認
・上記検査の検体を採取した12時間以後に再度検体採取を行い、陰性が確認
上記4点が退院基準となる。